東大宮で建売住宅を検討中の方へ!建売住宅の寿命を解説!
2021年4月5日
建売住宅の寿命についてご存じの方はいらっしゃいますか。
また注文住宅と比べた際の寿命について気になる方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、東大宮にお住まいの方へ建売住宅の寿命について解説します。
□建売住宅と注文住宅の寿命とは
建売住宅とは、土地と建物がセットで販売されている物件のことを指します。
施工中あるいは既に建てられていることが特徴です。
そのため建売住宅がどれぐらい持続するのか気になる方もいるでしょう。
木造一戸建てでは、法定耐用年数が22年とされているため、20年程度の寿命であると考える方も多いです。
しかしながら法定耐用年数と建物の寿命が必ずしも一致するわけではありません。
耐用年数は、減価償却する際の基準として設けられた年数です。
近年では、築30年以上の中古住宅が売られていることも多いです。
こうしたことから、入居前に改修工事が必要な物件もありますが、建売住宅は30年以上快適に過ごせると言えるでしょう。
では建売住宅と注文住宅では、どちらが長持ちするのでしょうか。
注文住宅の方がコストがかかるため、その分だけ耐久性に優れているのではと考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際のところ建売住宅と注文住宅ではそれほど寿命が変わりません。
その理由としては、主に2つの法律が関わっています。
1つ目は、建築基準法です。
建築基準法は建物を建てる際最低限満たさなければならない法律です。
建築基準法をクリアしていないと建設できないため、完了検査済を証明する「検査済証」が確認できれば、ある程度の品質は担保されていると言えるでしょう。
2つ目は、住宅品確法です。
住宅品確法では、10年以内に瑕疵が確認されると、売主が無償で工事する必要があることが示されています。
この法律があるからこそ、手抜き工事の数が大幅に抑制されていると言えるでしょう。
□建売住宅の寿命を延ばすには
寿命を少しでも延ばすには定期的なメンテナンスを行いましょう。
シロアリ被害を防ぐための防蟻処理、畳の張り替えなども検討できると良いですね。
特にシロアリの被害を受けると、建物の大きな被害につながるためしっかりと対策しておきたいところです。
また10年周期で外壁塗装を行うことで、外観を美しく保つだけではなく、建物の性能も向上します。
外壁材は経年劣化で防水性が下がり、雨漏りの原因となります。
このように、建売住宅の寿命を延ばすために定期的なメンテナンスが効果的と言えるでしょう。
□まとめ
今回は、建売住宅の寿命について解説しました。
建売住宅と注文住宅の寿命はそれほど変わらず、建物によっては30年以上住み続けることも可能です。
ただし、健康的な住宅を維持するためにはメンテナンスを行うことが重要です。
少しでも長く建売住宅に住むためにも、定期的なメンテナンスを心がけましょう。