住宅ローンに組み込めるものには何があるのかを紹介します!
2022年8月16日
住宅購入の際は、建物価格以外にも様々な費用がかかります。
建物価格以外にかかる諸費用については、住宅ローンに組み入れることで頭金の準備を少なくできるという大きなメリットがあります。
今回は、住宅ローンに組み込めるものについて紹介します。
□ローンに含められる諸費用について
1つ目は、印紙税です。
印紙税は、不動産に関する契約書に貼付する印紙にかかる費用です。
印紙税は不動産売買契約と工事請負契約に1万円、金銭消費貸借契約に2万円かかりますが、この額はローンに組み込めます。
2つ目は、ローンを借りるためにかかる諸費用です。
住宅ローン保証料や融資事務手数料がこれにあたります。
3つ目は、土地建物の登記費用です。
土地や建物を登記するためには主に登録免許税と司法書士報酬が必要ですが、この2点に関しても組み入れられます。
4つ目は、火災保険料です。
火災保険料については、保険会社が引受可能な期間の10年分の保険料を一括で払うことになりますが、この費用もローンに組み込める諸費用に該当します。
その他にも、仲介してもらった場合は仲介手数料、建築確認書類の申請費用、地盤調査費用・地盤改良費用などの費用についてもローンに組み込めるでしょう。
□家具や家電を含めるケースについて
前述した諸費用に関してはローンへ組み込めますが、それに加えて家具や家電の費用を組み込める場合があります。
家具や家電を組み込めるのは、その家具や家電が住宅自体に直接取り付ける組み込み型であるケースです。
その場合、家具や家電をローンに組み込む際にはいくつか注意点があるので覚えておきましょう。
1つ目は、金利高騰の影響を受ける点です。
返済期間が長引き、金利の影響を受けることでトータルの支払額が大幅に変動する可能性があります。
そのため、資金計画はより慎重に立てなければなりません。
2つ目は、ローン契約が受理されないこともある点です。
家具や家電が組み込まれていることで信頼性が損なわれるケースも少なくありません。
場合によってはローン契約が通らないこともあるので利用する金融機関に必ず確認しておきましょう。
□まとめ
今回は、住宅ローンに組み込める諸費用について紹介しました。
住宅ローンには印紙税や登記費用、火災保険料などが組み込めます。
また、基本的に家具や家電は住宅ローンに組み込めないものの、住宅に直接取り付ける形の設備であれば含められるケースもありますが、金融機関によるので必ず確認しましょう。
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