建売購入の最終確認｜後悔しないためのチェックリスト15選

2024年12月5日

建売住宅を購入しようと考えているあなたは、きっと「安くて良いけど、品質面で不安…」と感じているのではないでしょうか。
建売住宅は、注文住宅に比べて価格が安く、比較的短期間で手に入れることができるというメリットがあります。
しかし、一方で、間取りや設備などが決められており、自由度が低いというデメリットも。
そのため、建売住宅を購入する際には、どのようなチェックポイントがあるのか、まず押さえておくことが重要です。

この記事では、建売住宅購入前に必ず確認すべきチェックポイントを15個紹介します。

建売購入の最終確認｜後悔しないためのチェックリスト

建売住宅を購入する前に、必ず確認しておきたいチェックポイントを15個まとめました。
ただし、全てのチェックポイントを満たす建売住宅はなかなか見つからないので、後悔しないためには優先順位をつけ、妥協点を見出すことも重要となります。

1: 資金計画

建売住宅の購入には、物件価格以外にも諸費用がかかります。

・仲介手数料

・登記費用

・不動産取得税

・住宅ローン手数料

・火災保険料

・引越し費用

これらの費用をしっかりと見積もり、無理のない資金計画を立てることが大切です。

2: 立地条件

建売住宅の立地条件は、生活の質に大きく影響します。

・交通アクセス

最寄りの駅からの距離や、バス停までの距離などを確認しましょう。
通勤や通学に便利な場所を選びたいですね。

・周辺環境

周辺に学校、病院、商業施設などがあるか確認しましょう。
生活に必要なものが揃っているか、静かな環境かなど、自分のライフスタイルに合った環境かどうかを判断しましょう。

・日当たり

日当たりが良いかどうかは、日中、家にいる場合は生活空間の快適性に大きく影響します。
必要性に応じ日当たりの良い物件を選ぶようにしましょう。

・騒音

気に入った物件が道路や線路の近くなど、騒音の気になる場所だった、というケースもあるでしょう。
窓やシャッターを閉めて実際どのくらいの騒音があるのか確認したうえで物件を選ぶことが大切です。

3: 間取り

建売住宅の間取りは、自由度が低いことが多いです。

・家族構成

家族構成や将来のライフプランに合わせて、部屋の数や広さ、動線を考えてみましょう。

・収納スペース

収納スペースの大きさや使い勝手も重要なポイントです。
収納が少ない場合は、後から収納を増やすことも考えておきましょう。

・リビングの広さ

リビングは家族が集まる大切な空間です。
広すぎず、狭すぎない、ちょうど良い広さの物件を選びましょう。

・水回りの使い勝手

キッチン、浴室、トイレなどの水回りの使い勝手も確認しましょう。
特に、キッチンは毎日使う場所なので、使いやすさを重視しましょう。

4: 構造・性能

建売住宅の構造や性能は、住む人の安全や快適さに大きく影響します。

・耐震性

地震に強い構造かどうか、確認しましょう。
耐震等級や耐震基準などを参考にしましょう。

・断熱性

夏は涼しく、冬は暖かい、快適な住環境を実現するために、断熱性能は重要です。
断熱材の種類や厚さなどを確認しましょう。

・気密性

気密性が高いと、冷暖房効率が上がり、省エネにつながります。
また、室内の温度差が少なくなり、快適に過ごせるようになります。

5: 設備

建売住宅に標準で装備されている設備は、物件によって異なります。

・キッチン設備

ガスコンロ、食洗機、レンジフードなどの設備が充実しているか確認しましょう。

・浴室設備

浴室乾燥機、追い焚き機能などの設備があるか確認しましょう。

・トイレ設備

温水洗浄便座、手洗い機能などの設備があるか確認しましょう。

・セキュリティ設備

防犯カメラ、セキュリティシステムなどの設備があるか確認しましょう。

図面と照らし合わせてチェック！施工ミスを見抜く

建売住宅では、図面通りの施工がされているか、オプションの施工が反映されているかなどを、図面と照らし合わせながら確認していくことが重要です。

1: 構造躯体

建物の基礎、柱、梁、壁などの構造躯体が図面通りに施工されているか、確認しましょう。

・基礎

基礎は建物の土台となる重要な部分です。
基礎のひび割れや欠損などがないか、しっかりと確認しましょう。

・柱・梁・壁

柱、梁、壁などの構造躯体が、図面通りに施工されているか、確認しましょう。

2: 内装

壁紙、床材、天井材などの内装が、図面通りに施工されているか、確認しましょう。

・壁紙

壁紙の継ぎ目や色むらなどがないか、確認しましょう。

・床材

床材の傷や汚れ、へこみなどがないか、確認しましょう。

・天井材

天井材の剥がれや汚れ、ひび割れなどがないか、確認しましょう。

3: 設備

キッチン、浴室、トイレ、洗面台などの設備が、図面通りに設置されているか、確認しましょう。

・キッチン

キッチンカウンターの傷や汚れがないか、確認しましょう。

・浴室

浴室の床の滑り止め、鏡や手摺の位置など、問題がないか確認しましょう。

・トイレ

トイレの便座の汚れ、便器の洗浄機能など、問題がないか確認しましょう。

・洗面台

洗面台のシンクの傷や汚れなど、問題がないか確認しましょう。

4: 外装

外壁、屋根、窓、玄関ドアなどの外装が、図面通りに施工されているか、確認しましょう。

・外壁

外壁のひび割れや剥がれ、汚れなどがないか、確認しましょう。

・屋根

屋根の瓦の割れや欠損、雨漏りなどがないか、確認しましょう。

・窓

窓ガラスの割れや曇り、サッシの開閉など、問題がないか確認しましょう。

・玄関ドア

玄関ドアの傷や汚れ、開閉など、問題がないか確認しましょう。

まとめ

この記事では、建売住宅購入前にまずは確認すべきチェックポイントを15個紹介しました。
これらのチェックポイントに優先順位をつけ、後悔のない家探しを進めていきましょう。
建売住宅は、注文住宅に比べて価格が安く、比較的短期間で手に入れることができるというメリットがあります。
しかし、一方で、間取りや設備などが決められており、自由度が低いというデメリットも。
後悔のない建売住宅選びのために、この記事で紹介したチェックポイントを参考に優先順位をつけ、しっかりと確認を行いましょう。
三井開発の新築一戸建て<高断熱＆省エネ＝ZEH基準の建売住宅>

三井開発には、住宅ローンアドバイザー、ファイナンシャルプランナー、宅建士も常駐しております。
お金に関する相談、土地や建売住宅についてなどでご不明点やお悩みがございましたらいつでもお気軽にご相談ください。