新築家屋の工程表には何が書いているの?読み方をご紹介します
2018年10月12日
目次
■新築家屋の工程表には何が書いているの?読み方をご紹介します■
新築を建てたい方は「工程表」という言葉をよく耳にするかもしれませんが、
「工程表ってどうやって読んだらいいの?」
「どこを読むべきか分からない!」
と戸惑っている方はいらっしゃいませんか?
そこで今回は、建築会社が作る新築家屋の工程表に何が記載してあり、どのようなところを読むべきかをご紹介します。
□そもそも工程表とは何か
工程表とはいわゆる「工事のスケジュール表」です。
工事中に行われる個別の作業を日程にまで落とし込むことで、適切なタイミングで職人や材料の手配を行うことができます。
また、工事がどれほど進んでいるのか、進捗を管理するのにも役立ちます。
スケジュールを決めていても天候などの不測の事態で工事が遅れてしまうことがあります。
そのため週間工程表は毎日毎週書き直されていきます。
□期間ごとの工程表
工程表には、家が建つまでの全体の流れを書いているものから、1週間単位で細かく作業の内容を書いているものまで、以下のように分かれています。
・週間工程表
・2週間工程表
・月間工程表
・年間工程表
・全体工程表(着工から完成まで)
□なぜ工程表を貰う必要があるのか?
それではなぜ建築主がわざわざ工程表を読む必要があるのでしょうか。
「そういったことは業者に任せておきたい」
という方もいらっしゃるかもしれませんが、建築主の方こそ工程表を所持しておく必要があります。
ここでは工程表を貰っておくべき理由を説明します
・建築主も工程表に沿ってすべきことがあるから
「工程表って工事している人だけが持っておけば良いのでは?」
と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、工事には建築主の方にもやらなければならないことがあります。
工事の段階によってお金の振込や、壁紙などの内装の指定など、工程表があれば前もって準備することができます。
しかし、いきなり
「明日までにお金を振り込んでください」
と言われても困りますよね。
『自分が何をいつまでにしなければならないか』をきちんと確認しておきましょう。
・計画的に工事が進んでいるかを確認するため
計画的に工事を進めるために工程表は必須です。
しかし中には工程表を使わずに無計画に工事を進めてしまう悪質な業者も存在します。
そういった業者は工期を伸ばしてしまいますし、きちんとした品質管理ができているかも疑わしいですよね。
以上が工程表についての解説でしたが、いかがでしたでしょうか。
工程表は計画的に工事を進めるために必要不可欠な「工事のスケジュール表」です。
信頼できる業者であればきちんと建築主にも工程表を渡します。
工事の進行に沿って自分がすべきことをしっかりと確認しておきましょう。