新築住宅を建てる際のスケジュールが記載されている工程表の読み方を紹介!
2018年11月5日
■新築住宅を建てる際のスケジュールが記載されている工程表の読み方を紹介!■
新築を業者に依頼した際に、どんなスケジュールで建築が進んでいくのか把握しておくことは大切です。
ただ、細かなスケジュールについて業者と共有してしっかり把握している方は少ないです。
そのため、今後の予定が立てられないと悩まれる方が多いです。
施工業者がどのようなスケジュールで進めるのかが記載されているのが工程表です。
今回は、工程表について紹介します。
□工程表について
上記でも軽く紹介しましたが、工程表とは新築住宅を建設する上で必要な作業とかかる日数などを着工日から引き渡し日まで記されたものです。
建具や内装などの職人は、工程表を元に自身の仕事を進めていくのです。
工程表は、建築を進めていく上でとても重要で、これがないと無計画に工事をすすめていることになります。
仮に作られていたとしても、大雑把だと現場に来た職人が、仕事がないため車内で寝ているなんてことも起こり得ます。
つまり、無駄な人件費を生み出すことにつながってしまうのです。
こういったことを防ぐための工程表には、大きく3種類があります。
*全体工程表
1つ目は、全体工程表といって、着工日から施工日までの工程について大まかに記載されたものです。
例えば、杭工事に1ヶ月、鉄骨工事3ヶ月、内装工事2ヶ月といった風に主な工程についてかかる日数と流れについてざっくりと書かれています。
*月間工程表
1ヶ月単位で、全体工程表をもとにさらに詳しく工程について記載されています。
主要工程以外の細かなことも書き込み、各工程を調整する際に必要となります。
*週間工程表
1週間単位でさらに詳しい詳細が記載されています。
1日を午前と午後に分けて記載されており、現場がこれをもとに進められるようにされています。
□工程はしっかり説明してもらう
自身がいつ入居できるのかを把握しておかなければ、その他の日程を立てることができません。
そのためにも、家づくりの際は、必ず工程表を作成してもらいましょう。
工程表を依頼者に見せる義務はないのですが、丁寧な業者であれば、依頼者向けに工程表をつくる場合があります。
今後の自身の予定を立てるためにも、いつどんな工程が行われ、いつまでに必要なお金を準備しないといけないのか把握しておきましょう。
□まとめ
今回は、工程表について紹介しました。
工事を把握したい場合は、業者に工程表を見せてもらうよう依頼しましょう。
工程表を依頼者に見せる義務はないのですが、丁寧な業者であれば、依頼者向けに工程表をつくる場合があります。