住宅ローンは家賃と同じ金額で大丈夫?住宅ローンについて紹介します!

2022年8月8日

住宅ローンの月々の返済額は現在住んでいる賃貸の家賃と同じくらいを希望する人が多いのですが、そのような返済計画は実現可能なのでしょうか。
今の家賃と住宅ローンの返済額の関係を資金計画と共に考えていきましょう。
今回は、住宅ローンは家賃と同じ金額でも良いのか、住宅ローン以外にかかる費用について紹介します。

 

目次

□住宅ローンの考え方について

まずは、予算の立て方を確認しておきましょう。
住宅の購入には建物価格以外にも諸費用がかかります。
新築物件を購入した場合はローンを借りるためには手数料や保証料、印紙代などがかかります。
引っ越し代も含めるとおよそ建物価格の5から8パーセントの費用が必要です。

このような諸費用も含めたトータルの費用については、大きく分けて自己資金と住宅ローンの2点で準備します。
住宅購入は、購入後の生活も見越して住み始めてから3か月から半年分の生活費が残る程度の資金計画を立てると良いでしょう。
このような費用を生活予備費と言いますが、新しい家・新しい環境でも安心して生活するためにも必要な資金となっています。

住宅ローンは家賃と同じ金額くらいに抑えたいと考えている方が多いはずです。
しかし、賃貸とは違い、マイホームで住むとなると賃貸ではかからなかった固定資産税や都市計画税などの税金や各種保険、修繕費などもかかるようになります。
そのため、重要なのはコンスタントに貯蓄し続けることです。
家賃並みの返済計画を立てることは可能ですが、月々2から3万円は家のためのお金として積み立てる必要があるでしょう。

 

□住宅ローン以外の諸費用について

1つ目は、管理費・修繕積立金です。
管理費はマンションの共用部分の清掃費やごみ処分費、各種メンテナンスにかかる費用となっています。
修繕積立費は、大規模修繕が必要になった時に備えて積み立てておく費用です。
一戸建ての場合はこれに代わり、外壁塗装やシロアリ防除等の費用がかかってきます。

2つ目は、固定資産税・都市計画税です。
それぞれ土地と建物の評価額によって算出されます。
数万円から数十万円の出費となることが多いでしょう。

3つ目は、火災保険・地震保険です。
火災保険はローンを組む上での条件となっています。
最長で10年加入でき、10年経つと再契約の手続きをしなければなりません。
地震保険は任意保険でローンの条件には含まれません。

 

□まとめ

今回は、住宅ローンが家賃と同じで良いのか、住宅ローン以外にかかる住宅費用について紹介しました。
住宅ローンの返済額自体は家賃並みに抑えられるものの、住宅を購入した後は様々な費用がかかります。
ライフプランに大きく影響する住宅購入に際しては、無理のない資金計画を立てられると良いでしょう。

 

 

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