2024年5月6月7月 電気料金大幅値上げ!
2024年5月4日
□2024年5月~7月の電気料金の見通し
4月使用分の家庭向け電気料金は、東京電力管内で16円値上げすることが発表されました。
今までの価格高騰の中ではそこまで大きな値上げではないかもしれませんが、値上げすることに変わりはなく、家計を圧迫する要因の一つとなってしまいます。
さらに、今後の電気料金の見通しとしては、5月、6月と各電力会社はさらに値上げをする状況となります。
4月使用分の値上げの理由としては、燃料価格の影響によるものですが、5月使用分の値上げに関しては、補助政策の縮小・再エネ賦課金の値上げが主な理由となります。
さらに6月使用分に関しては、5月使用分から縮小された補助政策が終了してしまうことが電気料金の値上げの原因となります。
□電気料金の補助政策「激変緩和措置」の縮小
具体的にどれくらいの補助がなくなるかというと、現在政府による補助政策「激変緩和処置」により、家庭用では1kwあたり3.5円の補助が受けられていますが、5月使用分に関しては、半額の1kwあたり1.8円の補助となることが決まっています。
この補助額の縮小を1か月の一般家庭の電気料金に換算すると、4月使用分と比較して、月540円~720円の値上がりになる見通しになります。
(月間電気使用量を300kwh~400kwhとして算出)
□再エネ賦課金の値上がり
5月使用分からは再エネ賦課金も値上がりします。
2023年度は1.4円/kwhだったものが2024年は3.49円/kwhになることが決定しました。
これにより1kwhあたり2.09円値上がりすることになるので、1か月の一般家庭の電気料金に換算すると、月627円~836円の値上がりになる見通しです。
補助額の縮小と合わせると4月使用分に比べて5月使用分の電気料金は「月1,167円~1556円」の大きな値上がりになる見通しです。
□6月使用分の値上がり
5月使用分で半額に下がった政府の補助は、6月使用分にはなくなることが決定しています。
終了となった場合には5月に半額になった分の補助額が0円になるため、4月使用分と比較して月540円~720円の値上がりになる見通しになります。
5月使用分と6月使用分の値上がりを合わせると、4月使用分と比較して「月1,707円~2,276円」、の値上がりとなるため、非常に大きな値上がりとなります。
□電気料金の値上げ対策
この電気料金の大きな要因となっている天然ガスの値上がりは2025年ごろまで続く見通しとなっています。
このような状況の中、私たちにできる対策の一つとして、再生可能エネルギーを活用することです。
三井開発の「スクエアライフ鴻巣吹上」や「スマイルスクエア上尾」は再生可能エネルギーである太陽光発電設備を標準搭載した新築分譲住宅となります。
大容量の太陽光パネルにより日中発電した電気をそのままご家庭で使用することができるため、家計の大きな負担となっている電気代を大きく削減することができます。
今回の電気料金の値上げを機に家探しをしてみるのはいかがでしょうか