夏涼しい家にするための対策についてご紹介します!

2024年7月1日

夏になると、家の中が暑くて快適に過ごせないと感じる方も多いのではないでしょうか。
外の気温が上がると、どうしても室内も暑くなってしまいます。
しかし、夏でも涼しい家で快適に過ごすためには、いくつかの対策を講じることが大切です。
本記事では、夏に家の中が暑くなる原因と、夏涼しい家にするための対策について詳しくご紹介します。

 

目次

□夏に家の中が暑い原因

 

夏に家の中が暑くなる原因には、いくつかの要因が考えられます。
ここでは、主な原因を詳しく見ていきましょう。

 

1:開口部の断熱性能の低さ
窓や玄関ドアなどの開口部は、外気温の影響を受けやすい場所です。
日本建材・住宅設備産業協会の調査によると、夏場の住宅における熱損失の73%は開口部からと言われています。
開口部の断熱性能が低いと、外の熱が室内に伝わりやすく、部屋が暑く感じられるのです。

 

2:壁面の断熱性能の不足
開口部ほどではありませんが、壁面も外からの熱を伝えます。
壁面に充填されている断熱材の性能が低いと、部屋が温まる要因となることがあります。
壁面の断熱性能を高めることも、夏の暑さ対策には重要です。

 

3:通風性能の低さ
通風性能が低いと、温められた空気が室内に溜まったままになります。
暑さだけでなく、湿気や匂いがこもったり、カビが生える原因にもなるのです。
適切な通風を確保することが、涼しい家づくりには欠かせません。

 

4:直射日光の影響
過剰な直射日光が室内に差し込むと、特に窓辺で暑さを感じるようになります。
適度な日光は心地よい住環境を実現しますが、夏の強い日差しは室温上昇の原因となるのです。

 

5:空調機器の容量不足
部屋の体積に対して、エアコンなどの空調機器の容量が不足していると、夏の暑さを感じやすくなります。
壁や窓から侵入する熱に対して、空調機器の冷却能力が追いつかないのです。
部屋の広さに合った空調機器の選択が大切です。

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□夏涼しい家にするための対策

 

では、夏でも涼しい家にするためには、どのような対策が有効でしょうか。
ここでは、DIYでできる方法から、リフォームを伴う本格的な対策まで幅広くご紹介します。

 

1:窓から入る熱を減らす
窓から入る日射熱を減らすことが、夏の暑さ対策の基本です。
外付けブラインドやオーニングを取り付けて窓全体を覆ったり、断熱シートや断熱フィルムを窓に張り付けたりする方法があります。
すだれやひさし、ブラインドなども有効です。

 

2:部屋の温度差をなくす
エアコンの冷気が底にたまると、温度差で不快感が生じます。
サーキュレーターを使って空気を循環させれば、冷気を部屋の上部へ送り、温度を均一化できます。
扇風機よりもサーキュレーターの方が、強い風を一直線に発生させるので効果的です。

 

3:高断熱化リフォーム
根本的に暑さを解決するには、住宅の高断熱化リフォームが有効です。
特に熱の侵入経路となる窓を、断熱性能の高い窓に交換するのがおすすめです。
アルミ製から樹脂製フレームにすれば、熱伝導率を大幅に下げられます。
内窓を増設して二重窓にするのも手軽な方法の一つです。

 

4:屋根・天井の断熱化
部屋の上下の温度差を防ぐためには、屋根か天井を断熱化しましょう。
屋根のすぐ下に断熱材を入れる「屋根断熱」と、天井裏に断熱材を入れる「天井断熱」の2つの工法があります。
施工コストは屋根断熱の方が割高ですが、効果の高さでいえば屋根断熱が優れています。

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□まとめ

 

夏に家の中が暑くなる原因には、開口部や壁面の断熱性能の低さ、通風性能の不足、直射日光の影響、空調機器の容量不足などがあります。
これらの原因を取り除き、夏でも涼しい家にするためには、窓から入る熱を減らす工夫、部屋の温度差をなくす対策、高断熱化リフォームなどが有効です。
DIYでできる手軽な方法から、本格的なリフォームまで、自分の住まいに合った対策を講じることで、快適で暮らしやすい夏の家づくりが実現できるでしょう。

三井開発の新築一戸建ては全棟、断熱性の高いパワーボードの外壁材、高断熱玄関ドア、アルミ複合樹脂サッシを標準仕様とし、夏に涼しい家づくりに取り組んでおります。

三井開発には、住宅ローンアドバイザー、ファイナンシャルプランナー、宅建士も常駐しております。
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