建築条件付き土地とは?注意点についてもご紹介します!

2024年7月5日

快適で暮らしやすい家づくりを目指している方にとって、建築条件付き土地は選択肢の一つとして検討する価値があります。
しかし、建築条件付き土地とは一体どのようなものなのでしょうか。
本記事では、建築条件付き土地の特徴や注意点について詳しく解説していきます。

 

目次

□建築条件付き土地とは

 

建築条件付き土地は、一定期間内に指定された建設会社で住宅を建築することを条件に販売されている土地のことを指します。
つまり、土地の購入と住宅の建築がセットになっているのが特徴です。

 

1:土地価格は割安だが、建物建築で利益を出す仕組み
建築条件付き土地の価格は、建築条件なしの土地と比べると割安に設定されていることが多いです。
これは、建物の建築で利益を出すことを前提に、土地売買での利益を最小限に抑えているためです。

 

2:建売住宅との違いは、カスタマイズの自由度
建築条件付き土地は、建物がまだ建っていない状態で土地を販売するため、「売建住宅」とも呼ばれます。
建売住宅と比べると、間取りや仕様のセレクトプランがあったり、部分的なカスタマイズが可能だったりと、自由度が高いのが魅力です。

 

3:土地購入と建物建築の流れ
建築条件付き土地を購入する際は、まず土地の売買契約を結びます。
その後、指定の建設会社と打ち合わせを行い、間取りや仕様を決定し、建物の建築着工となります。
土地代金は先に支払い、建物代金は完成後に支払うのが一般的です。

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□建築条件付き土地の注意点

 

建築条件付き土地を購入する際は、いくつかの注意点があります。
適切に理解し、準備することが重要です。

 

1:土地と建物の費用は別々に支払う必要がある
建築条件付き土地の場合、土地代金と建物代金を一緒に住宅ローンで借りることはできません。
土地代金は先に支払い、建物が完成してから建物代金を住宅ローンで借ります。
土地代金をローンで支払いたい場合は、つなぎ融資を利用するのが一般的です。

 

2:建物の仲介手数料は不要
建物の請負先は最初から決まっているため、建物に関する仲介手数料は発生しません。
ただし、土地の売買に仲介業者が介在する場合は、土地の仲介手数料は必要です。

 

3:短期間で間取りや仕様をすべて決める必要がある
建築条件付き土地では、一定期間内(多くは3カ月間)ですべてを決める必要があります。
間取りや設備機器、建具、壁紙など、一つひとつ確認し決定していくのは時間と手間がかかります。
この期間内に納得のいく住宅プランを固めるには、時間的な余裕と覚悟が必要不可欠です。

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□まとめ

 

建築条件付き土地は、土地購入と住宅建築がセットになった魅力的な選択肢ですが、同時にいくつかの注意点もあります。
土地代金と建物代金が別々に支払われることや、短期間ですべてを決める必要があることなどに留意しましょう。
時間的・予算的な余裕がある方には、建築条件付き土地はおすすめの選択肢と言えるでしょう。

三井開発には、住宅ローンアドバイザー、ファイナンシャルプランナー、宅建士も常駐しております。
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