条件付き住宅とは?土地と建物の購入方法や注意点を解説

2024年7月20日

マイホーム購入を検討中で、土地探しを始めたばかりの皆様。
「条件付き住宅」という言葉、耳にしたことはありますか。
この記事では、条件付き住宅について、土地購入から建物の完成までの流れをご紹介し、注意点などを説明することで、安心して購入検討を進められるようにサポートします。

目次

□条件付き住宅とは?土地購入から建物の完成までの流れ

条件付き住宅とは、建築条件が付いた土地のことです。
土地の購入と同時に、指定された施工会社で家を建てることが条件となっています。
つまり、土地を購入する際には、建物の設計・施工を特定の会社に依頼することが決まっているということです。

土地購入から建物の完成までの流れは以下の通りです。

1:土地の売買契約を締結する
土地の所有権を取得するため、売主と売買契約を締結します。
この段階で、建築条件付き土地であることを確認し、建築条件の内容をよく理解しておくことが重要です。

2:指定された施工会社と間取りや仕様の打ち合わせを行う
土地の売買契約締結後、指定された施工会社と、間取りや仕様について打ち合わせを行います。
注文住宅と同様に、自分の希望を伝えながら、具体的なプランを詰めていきます。

3:施工会社と建築工事請負契約を締結する
間取りや仕様が決まったら、施工会社と建築工事請負契約を締結します。
契約内容をよく確認し、不明な点は質問するようにしましょう。

4:着工と完成
建築工事請負契約が締結されると、いよいよ着工となります。
その後、工程に従って工事が進められ、建物が完成します。

5:入居
建物が完成したら、いよいよ入居となります。

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□条件付き住宅を購入する際の注意点

条件付き住宅は、建売住宅と比べて、自由に設計できる反面、時間的な制限や予算オーバーのリスクがあることも事実です。
そのため、購入前に注意すべき点がいくつかあります。

1:住宅ローン
条件付き住宅の場合、土地と建物を一緒に住宅ローンで借りることはできません。
土地の代金を先に支払い、その後建物が完成したら建物の費用を支払うという流れになります。
そのため、土地代金の支払いに「つなぎ融資」を利用するケースが多いです。

つなぎ融資とは、住宅ローンが正式に実行されるまでの間、土地代金を借り入れるための融資のことです。

2:仲介手数料
条件付き住宅では、土地の売買については仲介会社が介在するならば仲介手数料を支払う必要がありますが、建物の請負先はすでに決まっているので建物に関する仲介手数料は不要です。

3:間取りや仕様決定
条件付き住宅は、注文住宅と同様に、自由に間取りや仕様を決められることが多いですが、決められた期間内にすべての決定をしなければならないという制限があります。
そのため、時間的な余裕を持って、じっくりと検討することが重要です。

三井開発には、住宅ローンアドバイザー、ファイナンシャルプランナー、宅建士も常駐しております。
お金に関する相談、土地や建売住宅についてなどでご不明点やお悩みがございましたらいつでもお気軽にご相談ください。

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□まとめ

条件付き住宅は、建築条件付き土地のことで、注文住宅のように自由に設計できるというメリットがあります。

しかし、時間的な制限や予算オーバーのリスクもあるため、購入前にしっかりと情報を収集し、注意すべき点を理解することが重要です。
特に、住宅ローンの借り入れ方法や、間取りや仕様の決定には十分な時間と検討が必要です。
条件付き住宅の購入を検討している方は、今回の記事を参考に、安心して購入を進めましょう。

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