建築条件付き土地契約の流れと注意点!後悔しないためのチェックポイント

2024年9月24日

マイホーム購入を検討しているけど、建築条件付き土地ってよくわからない。
そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。

建築条件付き土地は、土地売買契約と同時に特定の建築会社で家を建てることを条件とする土地です。
土地価格が割安なことが多い一方で、自由に建築会社を選べないなど、注意すべき点もいくつかあります。

この記事では、建築条件付き土地の契約の流れと、購入前に知っておくべき注意点について解説します。
後悔しないためにも、しっかりと理解してマイホーム購入を進めましょう。

 

目次

□建築条件付き土地契約の流れ

 

建築条件付き土地を購入する際は、土地売買契約から建物完成までの流れを理解することが重要です。
以下に、各段階の詳細な説明とともに、分かりやすく解説します。

 

1:土地売買契約締結

建築条件付き土地を購入する際には、まず土地売買契約を結びます。
この段階では、売主から土地の重要事項の説明を受け、契約内容をよく確認することが大切です。
契約書には、土地の面積や位置、地目、用途地域、建ぺい率、容積率、引き渡し時期などが記載されています。
また、建築条件に関する内容も明記されているので、しっかりと確認しましょう。
土地売買契約を締結時に手付金を支払います。
手付金の額は、売買価格の5~10%を目安とし、売主との合意で決まると考えてください。

 

2:建物に関する打ち合わせ

土地売買契約締結後、いよいよ建物の設計プランや工期などの打ち合わせが始まります。
建築条件付き土地の場合、売主が指定する建築会社と建築工事請負契約する必要があります。
売主が自社で建築する場合もあり、その場合は建築に関するすべての情報を正確に開示してもらえるというメリットがあります。
打ち合わせでは、間取りや外装、内装、設備など、自分の理想の住まいを実現するために、建築会社の担当者と綿密なコミュニケーションを図りましょう。

 

3:建築工事請負契約締結

一般的には土地売買契約締結から約3か月以内にプラン及び価格を決定し、建築工事請負契約を結びます。
同時に、住宅ローンの事前申請、契約手続きなども進めていきます。

 

4:着工

建築工事請負契約が締結され、建築確認申請等の許可を取得しましたら、建築工事の着工となります。

 

5:竣工・引渡し

建物が完成したら、仕上がりが契約と異なっていないかの最終確認を行い、問題なければ土地購入費と工事費の残金を支払います。
これで、いよいよマイホームの鍵を受け取ることができ、引渡しとなります。

 

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□建築条件付き土地購入前に確認すべき注意点

 

建築条件付き土地は、土地価格が安い、プランの自由度が高いなど魅力的な点がある一方で、注意すべき点もいくつかあります。
購入前にしっかりと確認しておきましょう。

 

1:建築条件を外すことは難しい

建築条件付き土地は、原則として建築条件を外すことはできません。
つまり、自分で施工会社を選べないということです。
売主が指定する建築会社でしか家を建てられないため、どのような建築会社なのか良く調べておきましょう。

 

2:値引き交渉は難しい

建築条件付き土地の場合、土地の値引き交渉は難しいことが多いです。
土地の売主と建築会社が異なるからです。
そのため、事前に土地と建物の総額をしっかりと確認し、予算と釣り合いが取れているかを確認することが重要です。
土地の売主=建築会社の場合は、予算内で納まる建物の相談も可能です。

 

 

□まとめ

 

建築条件付き土地は、土地価格が安いなど魅力的な面がある一方で、自由に建築会社を選べない、値引き交渉が難しいなど、注意すべき点もいくつかあります。
購入前にしっかりと情報を集め、契約内容をよく確認することが重要です。
後悔しないためにも、この記事を参考にして、安心してマイホーム購入を進めてください。

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三井開発には、住宅ローンアドバイザー、ファイナンシャルプランナー、宅建士も常駐しております。
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