売主物件と仲介物件の違いを解説!あなたに最適な物件選びのヒント

2024年10月20日

売主物件と仲介物件、あなたはどちらを選びますか。
不動産購入を検討しているあなたは、物件探しの中で「売主物件」と「仲介物件」という言葉を見聞きしたことがあるのではないでしょうか。
どちらも魅力的な物件ですが、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。
この記事では、売主物件と仲介物件の違いを分かりやすく解説することで、あなたが安心して最適な物件選びができるようにサポートします。

目次

□売主物件と仲介物件の特徴を理解する

売主物件と仲介物件の違いは、大きく4つのポイントに分けられます。

・仲介手数料
・契約不適合責任
・値引き交渉
・提携ローン

それぞれ見ていきましょう。

1:仲介手数料

仲介手数料は、不動産会社に支払う成功報酬のことです。
売主物件の場合、仲介会社を介さずに直接売主から購入するため、仲介手数料は発生しません。

一方、仲介物件の場合、仲介会社が売主と買主の間に入って契約を成立させるため、仲介手数料が発生します。
例えば、3,000万円の物件を購入する場合、仲介手数料は約105万円になります。
売主物件は仲介手数料がかからない分、お得に購入できます。

しかし、売主物件は仲介会社が介入しないため、物件価格が適正かどうかを確認する必要があります。

2:契約不適合責任

契約不適合責任とは、物件に欠陥があった場合、売主が責任を負う制度のことです。
仲介物件の場合、売主が不動産会社であれば、2年以上、売主が個人であれば3ヶ月以上の契約不適合責任が適用されます。
売主物件の場合、契約不適合責任の期間は売主によって異なります。

売主が不動産会社の場合でも、2年以上の契約不適合責任が適用される場合もありますが、売主が個人の場合は、契約不適合責任が適用されないこともあります。
物件の欠陥が見つかった場合、売主が責任を負う期間が長いほど、買主にとって安心できます。

3:値引き交渉

売主物件の場合、売主は不動産会社であることが多いため、値引き交渉がしやすい場合があります。
仲介物件の場合、売主は個人であることが多いため、値引き交渉が難しくなる場合があります。

ただし、仲介会社が介入することで、値引き交渉を有利に進められることもあります。

4:提携ローンが使えるかどうか

売主物件の場合、売主が提携している金融機関のローンを利用できます。
仲介物件の場合、売主が提携している金融機関のローンを利用できない場合があります。
提携ローンは、金利が低く、審査が通りやすいというメリットがあります。

□仲介手数料について

仲介手数料は、不動産会社に支払う成功報酬です。
仲介手数料の金額は、物件価格によって異なります。
仲介手数料は、宅地建物取引業法によって、売買価格に応じて段階的な上限額が定められています。
仲介手数料の上限額は以下の通りです。

・売買価格200万円以下:売買価格(税抜)×5%+消費税
・売買価格200万円超え400万円以下:売買価格(税抜)×4%+2万円+消費税
・売買価格400万円超え:売買価格(税抜)×3%+6万円+消費税

例えば、3,000万円の物件を購入する場合、仲介手数料の上限額は約105万円になります。
売主と買主が合意すれば、上限額よりも低い金額で仲介手数料を支払うことも可能です。
仲介手数料の交渉は、不動産会社に依頼する前に、事前に相談しておくと良いでしょう。

□まとめ

売主物件と仲介物件は、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。
売主物件は、仲介手数料がかからない分、お得に購入できます。

しかし、物件価格が適正かどうかを確認する必要があります。
仲介物件は、仲介会社が介入することで、安心して取引を進められます。

しかし、仲介手数料がかかります。
どちらの物件を選ぶかは、あなたのニーズや状況によって異なります。
この記事を参考にして、あなたにとって最適な物件を見つけてください。

三井開発には、住宅ローンアドバイザー、ファイナンシャルプランナー、宅建士も常駐しております。
お金に関する相談、土地や建売住宅についてなどでご不明点やお悩みがございましたらいつでもお気軽にご相談ください。

ブログのTOPページに戻る

あなたにおすすめの物件一覧