家事がしやすい間取りを紹介します
2020年5月16日
■家事がしやすい間取りを紹介します
せっかく家を買うなら、家事がしやすい家が良いですよね。
今回は、家事がしやすい家のポイントについて紹介します。
□家事がしやすい家を作るには?
家事が楽になる家とはどのような家でしょうか。
それは、家事をする際に必要な移動をコンパクトに済ませられる家ではないでしょうか。
例えば、キッチンを使う際は、冷蔵庫から食材を取り出したり、台の上で包丁を使ったり、コンロを使ったりしますよね。
それぞれの場所が遠くにある場合、キッチンが使いにくいでしょう。
一連の動作をできるだけ1箇所で済ませられるような間取りにすることが大切です。
他に、キッチンの家電を置くために、コンセントの位置や数に気を配ると良いでしょう。
また、料理をする場所だけでなく、食事をとる場所も、キッチンの近くにすれば、配膳や片付けが楽になりますよ。
子供が家事を手伝うという効果も期待できるでしょう。
次に、掃除がしやすいことも大切でしょう。
リビングルームは、家族が集まるため荷物が放置されることが多いと思います。
気がついたらリビングルームが家族の荷物で散らかっている場合はよくありますよね。
この状態を改善するためには、取り出しやすく、片付けやすい収納を設置する必要があります。
着替えや外出準備に便利なクローゼットをリビングの隣に設置すれば、家族の荷物をリビングに置く必要がなくなりますよ。
□家事動線について
皆さんは、家事動線という言葉をご存知ですか。
これは、家事がしやすい家をつくる上で重要な考え方です。
家事をする際の動きをライン化したものを指します。
つまり、家事動線は、掃除や洗濯といった家事を行う際に通るコースと言い換えられるでしょう。
家事動線を考えて家事の快適性をあげるためには、住宅を選ぶ段階で間取りを確認するのが良いでしょう。
家事のやり方や生活習慣は人それぞれですので、自分のやり方に合った動線を作れるのかを確認するのがコツです。
時には、しっかり家事動線を考えてレイアウトした家でも、実際には思うようにいかなかったという場合があります。
そのため、家事動線は家族構成や、その時の生活習慣によって多少変化すると考えるのが良いでしょう。
実際に家の間取り図に線を引いて考えたり、頭の中でシミュレーションしたりするのがおすすめです。
□まとめ
今回は、家事がしやすい間取りの作り方について紹介しました。
家事動線という考え方についてご理解いただけたなら幸いです。