新築購入でありがちなトラブルとその対処方法
2020年6月24日
■新築購入でありがちなトラブルとその対処方法
新築住宅を購入したは良いものの実際に住んでみると思ってたのと違ったり、不都合が見つかったりすることは意外と多いものです。
新築住宅でトラブルが発生した際はどうしたら良いのでしょうか。
よくある失敗例とトラブルが発生した際の対処法を解説します。
□新築を購入した後によくある失敗
*欠陥があった
安い新築住宅では、工事を手早くすることでコストを削減しているため、後から欠陥が見つかることがあります。
床や壁の傷などは見れば分かりますが、壁の中の断熱材や基礎となる配筋は、完成後に確認できません。
購入した後に欠陥に気づいた際は対応してもらえないことがあります。
これを防ぐためには、住宅診断や専門家の立会を通して、物件の状態を客観的に判断することが重要です。
*ほかの物件のほうがよく見える
住宅を軽い気持ちで購入してしまうと、後悔する場合があります。
自分の家が、他と比べて安っぽく見えたり、他の家の設備が羨ましくなったりと、はじめは魅力的に見えていた住宅も次第に悪いところに目がいくようになるかもしれませんよね。
家のプランを決定したり、購入したりする前に、一度冷静になって問題点がないか確認しましょう。
□トラブルの対処法
もし新築の住宅を購入した後でトラブルが発生したら、まず業者との話し合いを試みましょう。
保証期間内であれば欠陥部分の補修や惨害賠償の請求、契約の解除等の対応を要請できます。
大抵の業者であれば、できる限りの誠実な対応をしてくれるでしょう。
しかし、中にはあいまいな対応をとってごまかそうとする業者もいるため、注意しましょう。
話し合いで解決できなかった場合は公的な機関に相談してください。
具体的には、国民生活センターや住宅リフォーム・紛争処理支援センターなどがあります。
電話や面談でも相談できるため、気軽に相談できますね。
それでも解決しない場合は、弁護士等の法律の専門家に相談に行く必要があります。
また、トラブルの責任の所在をはっきりさせるために事前に業者との打ち合わせの内容をメモや録音等で記録しておくことをおすすめします。
□まとめ
新築を購入した際のよくある失敗例と対処法を解説しました。
住宅の購入は大抵の人にとって人生で一番高い買い物です。
後悔しないために慎重に考え、トラブルを未然に防げるように注意しましょう。
トラブルが起こってしまった方は焦らず落ち着いて解決するようにしてください。